焼き芋焼酎と志村けんとの出会いについて。志村けんの焼き芋焼酎へのこだわりなど、焼酎好きにはたまらないこぼれば話。
焼き芋焼酎と言えば志村けん!というくらい通のようです。どの焼酎が良いのかなどは、やはり知っている人に聞くのが一番ですよね。特に芸能人だと、影響力は強いので適当なことがなかなか言えないという立場もありますからね。
今をさかのぼること二十年、バブル経済の真っ只中、私は当時最盛期であった東京の『麻布マハラジャ』というディスコに、しばしば通っていました。ある日お店が終わり、友人の家に泊めてもらおうと麻布商店街を歩いていたところ、前方に一人静かに歩く“志村けん”を発見しました。小学生時代からの生粋のドリフ世代の私は、当時流行っていた長いソバージュを振り乱し、ミニスカートにハイヒールといういでたちで猛ダッシュし、息をきらせながら“志村けん”に握手をお願いに行きました。突然のお願いと私の形相にかなりびっくりしていましたが、快く応じてもらうことができました。とても印象深かったのは、彼の物静かな雰囲気です。近頃“焼き芋焼酎”好きで知られる“志村けん”ですが、その日『マハラジャ』のVIPルームでは何を飲んでいたのか、当時の景気から考えてもとても興味深いです。
志村けんのブログも、その昔見かけた彼自身の雰囲気と変わりなく、その文章や中身は穏やかで繊細な印象です。その中には、志村けんが色々な芸能人達とお酒を飲むシーンも多く出てきますが、ここでもやはり大好きな“焼き芋焼酎”を飲む場面が出てきます。
志村けんの大好きな焼き芋焼酎は、製造過程で焼き芋を焦がせすぎてもいけないし、さりとて焦がさないようにしても風味が無くなるなど、とても扱いが難しく、作り手の技量が多く試されるものだそうです。
志村けん自身のブログによると、最近では特に“焼き芋焼酎”に凝るなど、お酒好きなことがうかがえます。しかし、それ以上に彼が大切にしているのは、お酒を傍らに仲間や後輩達と最良の時間を過ごすことなのかも知れません。
志村けんの地元はあの『東村山音頭』で知られている、東京都下の東村山市です。志村けんがよくおばあさんのマネをしますが、あの方言というか話し方は、実際にこの辺りのご老人達の話し方そのままです。近頃は志村けん本人から、テレビ番組やブログや色々な場所で“焼き芋焼酎”の紹介がよくあるので、この“焼き芋焼酎”の知名度はかなり上がりました。しかし、東村山駅近くのお店で“だいじょぶだあ饅頭”なるものが売られていることは、地元以外まだあまり知られていないようです。